制御盤とは |
機械や生産ラインなどを電気を使って、遠隔操作で動かすための装置を収納した金属の箱です。 一般的に箱の表面には操作するスイッチ、メーター類が付いています。 |
箱の中は |
ブレーカー、ヒューズ、変圧器、電磁開閉器、リレー、タイマー、カウンター、PLC、インバーターなどが入っています。 |
設置場所は |
一番多いのは工場の中です。自動で動く機械やライン全体をコントロールするものまで、大小様々な制御盤が有ります。 工場以外では、例えばエレベータの制御盤、信号機の制御盤、ビル空調の制御盤など目立ちにくいですが、身近にも沢山有ります。 |
現在の |
制御盤は殆どがPLC(programmable logic controller)と呼ばれるコンピュータの一種が搭載され、プログラムにより機械、生産ラインの動きをコントロールしています。 |
更に |
PLCの進化及び通信技術の進歩により、遠く離れた場所、例えば地球の裏側からでも機械、生産ラインの監視、操作が可能になりました。 |
呼び名は |
一般には制御部品類を収納した箱を「制御盤」、操作スイッチ類を別の箱に集約して機械を操作しやすい所に設置したものを「操作盤」と呼びます。 また、制御盤の表面扉に操作スイッチ類を取り付けたものを「操作制御盤」と呼ぶ場合も有ります。 |